お花見

桜が咲き始めてから大体一週間位が経ちました。

皆さんはお花見や、桜道を散歩しましたか?

公園や河川敷にお座敷を敷いて、友達、家族、恋人、はたまた全く知らない人なんかとそれぞれで桜に浸りつつ楽しくやるのもいいですよね!

 

酒と飯 そこに加えて美男美女。粋でしょう 人情溢れる江戸の花!

 

格好つけるとまさにこんな感じ。現代日本の花の象徴ですね。

桜に興味がなくても、お料理や人との会話を嗜むのもまた一興です。恋が生まれて惚れた腫れたのシーソーゲームなんかもドラマチックです!

しかしながら、大変残念なことに毎年お花見中に酔って喧嘩を始めたり、ゴミのポイ捨てなどが目立ちます…。それでも毎年毎年ゴミ拾いや、公園、自然の整備をして下さる方もいます。その方々の汗と代償に我々は文化を得ているのです。説教する気は無いですが、もう少し大人の楽しみ方をしましょうね。

 

さて!今回は桜に関する小話を一つ。

知ってますか?実は昔、奈良時代の"花"と言えば桜ではなく、梅の花だったんです!梅もこれまたいい香りがして好きな人は少なく無いはずです!

当時、中国から伝来した梅は桜よりも香りを放ち、その上品な香りから、貴族たちから大層好まれていたそうです。

元々日本には無い花ですから、それだけでも希少価値があり、珍しいものだったのでしょうね。

しかし、894年に行われた遣唐使の廃止に際し、段々と梅の文化が薄れてきて、古来より日本で咲き誇っていた桜が人気を博したと言われています。

桜は寿命が短く、種類にもよりますが一週間かけて徐々に開いていき、一週間かけて散っていくのだとか…。

その生命力を感じる可憐さと、全身全霊で咲き誇る力強さ。そして、儚きを思わせる短命さが日本人の謙虚で憂う心に響くのでしょうね。

咲く前の青々しさもまた人間味がありますね。

散る時であれ美しく乱れる姿は女性にも重なります。(ごめんなさい)

咲く前よき。咲いてよき。散ってよき。

まるで人間の人生を象徴しているかのように、全てがよきで溢れています!ちなみに北海道では6月ごろまで咲いている桜もあるそうですよ。君の膵臓をたべたいで言ってました笑

そして!突然ですが、最後に稚拙ながらもここで一句!

 

春に咲き 夏には散って 秋に枯れ 冬を耐えきり 春に再び

 

以上!ばいび〜!

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